【後編】 卒業証書の筒とPTA会費
2014.05.15 00:22|PTAの矛盾|
ご訪問ありがとうございます♪
管理人のガーラです (^-^)/
前回に引き続き
「卒業証書の筒」とPTA会費について
考えてみたいと思います。
PTA退会を申し出ると
かなりの確率で言われる言葉
「卒業証書の筒とか記念品とか、
PTA会費から出ていることをご存知ですか?
記念品とかもらえなくて、
悲しい思いをするのはお子さんですよ」
これが 「PTAの理念・目的に反する」
「ボランティアの考え方に反する」
という話は前回書きました。
こういう、精神的な部分では
なかなか理解できない…という方の場合
もう少し お金の話に落としてみると
わかりやすいかもしれません。
題して、
大人のPTA 算数のお時間 \(^o^)/
退会者に上記のような発言をしてしまう役員さんは
「お金も払わずにモイだけもらうなんてズルイ」
「不公平である!」というお考えが
少なからずあると思います。
では、次の場合はどうでしょう?
はたして、不公平でしょうか?
【前提】 会費は会員一人あたりの徴収。
親2人なら2人分。親1人なら1人分。
会員制をとっているのですから
会費は会員単位で徴収するのが筋です。←ここ、うちの学校はOKでした♪ \(^o^)/
<答え> ズルくありません!
卒業証書の筒をもらうのは、子供達であって
自分の子どもが筒や記念品をもらうために
会費を収めているわけではありません。
PTAによっては、会費の徴収が
「世帯ごと」だったり、「子どもの数だけ」だったりするようですが、
それは、PTAの目的から考えて間違っています。
退会者に対してズルイ!と言われる方は
5つ子ちゃんの親御さんにも ズルイといいますか?
それはちょっと違います (^_^;)
<ケース2> 1人親で3つ子ちゃんを育てているDさんと、
4つ違いで3人のお子さんを育てているE夫妻
Dさんは小学校6年分の会費×1人分を収めますが
Eさんは12年分の会費×2人分の会費を収めます。
どちらの家庭も、もらう筒は3本です。
これって、不公平なのでしょうか?
<答え> 不公平ではありません。
PTAの第一の目的は、「親と教師が共に学び合い、成長すること。」
その結果として「子どもと、学校を支援する」です。
要するに、親がPTA活動に参加して
自己研鑽するために会費を払っているわけです。
まぁ~なんというか「親塾代」みたいなもんですね。
(子どもや学校に寄付するお金を この塾代から
捻出しているので誤解が生じるわけですが!)
Dさんが6年間 成長の場に参加させてもらったので6年分。
E夫妻は それぞれ12年間
成長の場に参加させてもらったので12年分払っているわけです。
子どもがもらうモノや、恩恵は
年度によっても違いますし、
それは 会員の世帯が収める「会費額」とは
切り離して考えないと
つじつまが合わなくなってしまいます。
と、私は思うのです。
間違ってるかなぁ?! (^_^;)アセ
そもそも、ボランティアなのに
事業費を会費でまかなっているという矛盾があるので
論じるだけムダという気もしますが!
「卒業証書の筒」の話に戻りますが
図書館の本や、体育マットなど
不特定多数の児童が末永く使うものに
寄付するのはいいと思いますが、
個々人に配布される物品については
PTA会費から捻出するのではなく、
学級費等で徴収するのが筋だと思います。
PTA会費から
個々人に配布するものを購入することが誤解をうみ、
非会員への差別発言につながっていると感じます。
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【追記】
意外に知られていませんが
学校の先生たちも会員なので
PTA会費を収めておられます。
共働き教師の場合、
子どもが通う学校と勤務先の学校に
それぞれPTA会費を収めています。
一番、矛盾を感じているのは
子持ちの先生たちかもしれません。
管理人のガーラです (^-^)/
前回に引き続き
「卒業証書の筒」とPTA会費について
考えてみたいと思います。
PTA退会を申し出ると
かなりの確率で言われる言葉
「卒業証書の筒とか記念品とか、
PTA会費から出ていることをご存知ですか?
記念品とかもらえなくて、
悲しい思いをするのはお子さんですよ」
これが 「PTAの理念・目的に反する」
「ボランティアの考え方に反する」
という話は前回書きました。
こういう、精神的な部分では
なかなか理解できない…という方の場合
もう少し お金の話に落としてみると
わかりやすいかもしれません。
題して、
大人のPTA 算数のお時間 \(^o^)/
退会者に上記のような発言をしてしまう役員さんは
「お金も払わずにモイだけもらうなんてズルイ」
「不公平である!」というお考えが
少なからずあると思います。
では、次の場合はどうでしょう?
はたして、不公平でしょうか?
【前提】 会費は会員一人あたりの徴収。
親2人なら2人分。親1人なら1人分。
会員制をとっているのですから
会費は会員単位で徴収するのが筋です。←ここ、うちの学校はOKでした♪ \(^o^)/
ケース1) お子さんお1人のA夫妻、 5つ子ちゃんを育てているB夫妻
どちらも、収める会費は同じですが、
卒業証書の筒を5本もらうB夫妻はズルイでしょうか?
どちらも、収める会費は同じですが、
卒業証書の筒を5本もらうB夫妻はズルイでしょうか?
<答え> ズルくありません!
卒業証書の筒をもらうのは、子供達であって
自分の子どもが筒や記念品をもらうために
会費を収めているわけではありません。
PTAによっては、会費の徴収が
「世帯ごと」だったり、「子どもの数だけ」だったりするようですが、
それは、PTAの目的から考えて間違っています。
退会者に対してズルイ!と言われる方は
5つ子ちゃんの親御さんにも ズルイといいますか?
それはちょっと違います (^_^;)
<ケース2> 1人親で3つ子ちゃんを育てているDさんと、
4つ違いで3人のお子さんを育てているE夫妻
Dさんは小学校6年分の会費×1人分を収めますが
Eさんは12年分の会費×2人分の会費を収めます。
どちらの家庭も、もらう筒は3本です。
これって、不公平なのでしょうか?
<答え> 不公平ではありません。
PTAの第一の目的は、「親と教師が共に学び合い、成長すること。」
その結果として「子どもと、学校を支援する」です。
要するに、親がPTA活動に参加して
自己研鑽するために会費を払っているわけです。
まぁ~なんというか「親塾代」みたいなもんですね。
(子どもや学校に寄付するお金を この塾代から
捻出しているので誤解が生じるわけですが!)
Dさんが6年間 成長の場に参加させてもらったので6年分。
E夫妻は それぞれ12年間
成長の場に参加させてもらったので12年分払っているわけです。
子どもがもらうモノや、恩恵は
年度によっても違いますし、
それは 会員の世帯が収める「会費額」とは
切り離して考えないと
つじつまが合わなくなってしまいます。
と、私は思うのです。
間違ってるかなぁ?! (^_^;)アセ
そもそも、ボランティアなのに
事業費を会費でまかなっているという矛盾があるので
論じるだけムダという気もしますが!
「卒業証書の筒」の話に戻りますが
図書館の本や、体育マットなど
不特定多数の児童が末永く使うものに
寄付するのはいいと思いますが、
個々人に配布される物品については
PTA会費から捻出するのではなく、
学級費等で徴収するのが筋だと思います。
PTA会費から
個々人に配布するものを購入することが誤解をうみ、
非会員への差別発言につながっていると感じます。
←読んでよかった♪
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【追記】
意外に知られていませんが
学校の先生たちも会員なので
PTA会費を収めておられます。
共働き教師の場合、
子どもが通う学校と勤務先の学校に
それぞれPTA会費を収めています。
一番、矛盾を感じているのは
子持ちの先生たちかもしれません。
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